メキシコシティで暮らすmangoの超・私的通信


by mangorico3
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<   2007年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

今日は仕事が少し早く終わり、なんだか寄り道したい気分だったので、いつものスーパーではなくオーガニック食品の店に寄ってみました。
クリアカンでは、「オーガニック?何それ?」という人が多数派でほとんど知られていませんが、メキシコシティはさすが都会だけあって、健康に対する関心も高いようです。
私が行ったのは「Green Corner」というお店で、メキシコシティに3店舗ほどあり、カフェを併設していてとってもオシャレ。
店内では、野菜や果物のほか、コーヒー、紅茶、シリアル、穀物、乳製品、卵、パンケーキ、木で作ったおもちゃ、庭いじり用のグッズ、アロマテラピーの道具、化粧品、本、洗剤などなど、たくさんの種類のものが売られています。
TOFU(豆腐)も売られていました。
豆腐はスペイン語に訳すと「大豆のチーズ」と呼ばれていて、日本人にとっては「チーズ?」と疑問に思うところですが、ここで売られているTOFUを食べて見ると、確かにチーズに近い出来です。
日本の豆腐のようなやわらかさがなく、ぎゅっと固めてあって、中にはハーブ入りなんてのもあります。
それはそれでおいしいのですが、まったく別物なので『豆腐』という名前をつけるのはいかがなものかと・・。
その他、『TOFUマヨネーズ』なんてものもありました。
すごい、豆腐がどんどん一人歩きしている!

ここ「Green Corner」だけでなく、スーパーマーケットでも『オーガニック』という名前の入った食品をよく見かけます。
しかし、よく考えると『オーガニック』って何だろう。
広辞苑によると、『有機農業による生産物であること』とあります。
また、『有機農業』とは、『化学肥料や農薬の使用をひかえ、有機肥料を利用して、安全で味のよい食料の生産をめざす農業』のことだそうです。
ここで目にする食品には確かに『オーガニック』と書いていますが、どのように作っているのか、なぜ安全だと言えるのか、ということについては何も書かれていません。
正直なところ、他の『オーガニックではない食品』と何かが違うのか、疑問に思う点です。
最近の日本のニュースを聞くと食品への信頼が揺らいできているようですが、それでもメキシコよりは品質管理はしっかりしているし、食の安全性への関心は高いです。
やっぱり消費者が要求していかないと、売る側は変わらないと思うのですが、メキシコではまだまだ、食べるのが精一杯の人も多いので、なかなか難しいですね。
そういう私も、頭では「安全で健康な食品を食べたほうが良い」とはわかっているけど、いつもは値段の安いスーパーで買い物をするし、普段食べてるものに対してあまり注意を払っていません。
オーガニック食品の店だって、たまに「なんとなく、ちょっと良いものを買ってみようかな」と思って行く程度だし・・。
頭で思うことを実行する、しかもそれを続けるのって、強い意志がいるなあ。

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↑Green Cornerのカフェで食べる、チーズケーキとコーヒー、ごしに見えるメキシコシティの夕暮れ。
今は雨期なので寒く、どんよりとした空が残念です。
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by mangorico3 | 2007-07-25 14:10 | メキシコシティ
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5月末に風邪をひいたのですが、それからずっとのどのハレがひきません。
せきやのどの痛み、熱は治まったのですが、ずっとのどがハレているというのはやっぱり変です。
そこで、庶民の味方、ドクター・シミーに診てもらうことにしました。

メキシコで病院にかかる場合、次のような方法があります。
①IMSSと呼ばれる国立病院で診察を受ける。
 医療費は無料。
 私のような外国人も、住民登録をして医療保険を払っていれば無料で受けられる。
 しかし各地域ごとに行くべき病院が決められており、そこ以外では診察を受けられない。 
 また、事前に登録が必要で、その時に午前の診察か午後の診察を選ぶことになっており、その選んだ時間以外には診察を受けられない。
 いつも診察待ちの人がいっぱいで、かなーり待たされるらしい。
②公務員専用の、ISSTEと呼ばれる病院もある
③私立病院にかかる。
 医療費はとてもとても高いらしい。
 個人や会社の福利厚生で加入する健康保険が適応できるケースもある。
 というか、保険がないとムリ!高すぎて。
④ドクター・シミーに診てもらう

メキシコは日本のように、どの病院で診察を受けてもほぼ同じレベルの治療が受けられて、健康保険が適用されるケースに関しては一律料金というわけではありません。
メキシコに交換留学で来ることになった時には、「高くても必ず私立病院で治療を受けて下さい。そのために、必ず保険に入ってきて下さい」と言われました。
無料で受けられる国立病院の治療と、高いお金をとられる私立病院の治療は、全く違うそうです。
だから、何か大きな病気や手術が必要な事態になったら、必ず高くても私立病院にかけこもうと決めています。
しかし、今回の場合は「のどのハレがひかない」という程度のものなので、私立病院は却下。
国立病院ですが、先ほど挙げたように、場所と時間が決められてしまい、かなり不自由です。
しかも私が指定された病院は交通の便が悪く、タクシーを利用するしかありません。
なんか、行くだけで疲れて病気が悪化しそう・・・。
そんな時に頼りになるのが、ドクター・シミーです!!

さて、ドクター・シミーとは何か。
それは、メキシコ全国に広がる薬局チェーン、『Farmacia Similares(ファルマシア・シミラーレス)』専属のお医者さん。
この薬局には小さな診療室が併設してあり、25ペソで診察を受けることができます。
「のどのハレがひかない」という私に対して、症状を聞き取り、のどのハレを確認し、血圧をはかり、聴診器を胸と背中にあて心音などをチェック。
そして、「これこれの薬を飲むように」と処方箋を書いてくれて、修了。
時間にして約10分。
薬は、隣の薬局で買うことができます。
薬局の専属のお医者さんなので、「やたらと薬を処方される」との声もありますが、まあもちろん買う買わないは本人の意思なので、『ちょっと具合が悪い』時には助かります。
夜9時まで診てもらえるし、店舗数が多いから行きやすいし、たったの25ペソだし、庶民の味方ですよ。
診察の結果、私ののどのハレはウイルス性のものであると言われ、抗生物質を飲むことになりました。(後日訂正!処方されたのは抗ウイルス剤です)
治るかなー、治ってほしいなー。
ドクター・シミー、大きな声でお勧めはしませんが、ひどい病気ではなく薬で治りそうな時、どんな薬を飲めばいいかの良い相談役になりそうです。
いずれにせよ、なるべくお世話にならないよう体調には気をつけたいと思います。

そうそう、お医者さんに聴診器を当てられる時に、自ら服を脱ごうとしたら、「シャツは着たままでいいから」と止められました。
メキシコでは、聴診器を当てる時に服を脱ぐ習慣がないそうです。
服の上からで大丈夫なんかなー?と思いますが、言われてもいないのに裸になったらなんだか誤解されそうなので、くれぐれもみなさん気をつけて下さいね。 
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by mangorico3 | 2007-07-24 14:59 | メキシコ雑学

ニセモノ

今日タクシーに乗る機会があったのですが、運転手さんと世間話をしていると、「去年、中国に行ったんだよ」という話が出ました。
珍しいなと思って、「ツアーか何かで行ったんですか」とたずねると、「中国に商品の買い付けに行った友達について行ったんだよ。」と言います。
最近メキシコでも、中国製の安い商品がたくさん売られているのでなるほどなあと思っていると、「ほら、露天でよく売っている偽ブランド品だよ」とおじさんは言います。
そ、そんなことぶっちゃけちゃっていいの?と、ちょっとビックリする私。
さらにおじさんは、そでをまくりあげて腕時計を見せ、私のほうに振り返って言いました。
「ほら、これカルティエの時計。いいでしょ。」
「おじさん、それってもちろん・・・。」
「はっはっは、もちろんニセモノだよ。よくできてるだろ。」
「う、うん・・。」

もう会うこともないだろう外国人の私にだからそんな話をしたのかもしれませんが、それにしてもなんて大っぴらなんでしょうか。
そういう偽ブランド商品は、そういう偽ブランド商品に似合いの場所で売られていて(道端の露天など)、売るほうも買うほうもわかっていながら取引しているように思います。
「ニセモノだって、よく似ていて格好よければいいじゃないか」という風潮を感じます。
よそものの私は単純に面白いなあと思いますが、もちろんこれは立派な犯罪で、警察による摘発も行われています。
例えば先月は、地下鉄のインスルヘンテス駅周辺にある露天の一斉摘発が行われ、偽ブランド品をはじめ、海賊版のCDやDVDなどが押収されました。
海賊版のCDやDVDは、露天の中では最もポピュラーな部類で、ほとんどの人が購入しているのではないでしょうか。
DVD一枚25ペソ(約250円)くらいが相場ですから、映画館に行くよりも断然安いです。
(ちなみに映画は50ペソ(約500円)。それでも日本に比べれば安い!)
だから買う人が多いのですが、やっぱり海賊版は違法ですし、本物のCDやDVDを売っている人にとっては大打撃です。
とはいえ、海賊版を売っている人もそれで生計を立てているわけで、その収入源をすべて奪ってしまうことはできませんし、また完全になくそうとしても難しいでしょう。
政府は、『海賊版を買わないようにという啓発コマーシャル』を映画館で流し、市民の意識改革をしようとしていますが、これも見ている人が失笑するほど空回りしています。
偽ブランド品に、海賊版CD・DVD、良くないことはわかっているけど、『まことしやかなニセモノ』よりは、『正真正銘のニセモノ、でも十分でしょう?』っていうスタンスがメキシコらしいというか、外国人の私には面白いなあと思えます。
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by mangorico3 | 2007-07-05 12:22 | つれづれなるままに