メキシコシティで暮らすmangoの超・私的通信


by mangorico3
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

<   2007年 04月 ( 7 )   > この月の画像一覧

外国人の目

メキシコに暮らす日本人の友達Mくんが、いま日本に帰国しています。
その彼からメールが届きました。
***
うちは今日、母が懸賞で『日帰り延暦寺ツアー』を当てたので一緒に行って来ました。
いやあ、驚きの連続やったわ。
集合7:45分、出発8:00やのに、みんなもう集合時間にバス乗り終わってるねん。
7:50分にはガイドの人が説明始めて8:00前には出発。 日本人、ありえん。
食事のときに『13:00出発ですー』ってガイドの人が言うて、13:00ぴったりに最後の人がバス乗り込んでんけど、その人は申し訳なさそうに『ごめんなさい、遅くなりました』ってみんなに言うてた。  ええー?? ありえん...
ツアーとか行くん初めてやってんけど... 日本人ミステリーツアーやったわ。
***
読みながら私も、「日本人ってすげー」と思ってたのですが、これって日本では普通かな?
メキシコだったらきっと時間通りに集合しないだろうし、遅れた人も絶対に「ごめんなさい」なんて言わないでしょう。
時間通りに着いてるのに申し訳なさそうにする日本人って!不思議!
なんて、そんなことに驚いている私もMくんも、すっかりメキシコナイズされてるのかもしれません。
久しぶりに日本に帰ると、メキシコの習慣がついてしまっている自分に気がつきます。
例えば、
・買い物をする時、わざと大きなお札を出して小銭を作ろうとしてしまう。
(メキシコでは小さな商店やバスを利用する時に「お釣りがない」と言われることが多いので、小銭をつくる癖がついている)
・道を渡る時に異様に警戒する
(メキシコは歩行者優先ではないので、道を渡る時はかなり注意が必要)
・信号無視当たり前
(歩行者しかり、自動車しかり・・・。信号は目安でしかない。)
・クシャミをした人に対してサルーと声をかけてしまう
(知らない人でも声をかけるのが礼儀)
・日本では使わないジェスチャーをしてしまう。
・とっさに口からスペイン語が出てしまう。
などがあります。
日本に着いたばかりの時は、日本人のくせに日本に適応するのに時間がかかってしまうのです。
他にも、見かける車がすべて新車のようにピカピカなのに驚いたり、町や人が美しくて清潔すぎて驚いたり。
海外に暮らすと、日本という国をちょっと距離をおいて見ることができます。
そして日本に行くと、外国人のような目でもって日本を面白がれるようになります。
メキシコに暮らすと、不便なことや、もっと整備すればいいのにとか、もっと清潔になればいいのにと思うことがありますが、慣れてしまえば、かえって日本の完璧なまでの美しさが不気味に思えたりします。
まるで、つけいる隙のない美人のようです。
そんな、完璧なまでに便利で、清潔で、美しくて、新しくなくてもいいのになあと思います。
20歳の時に初めてメキシコに行ってそう感じた私は、メキシコの「美人じゃなくて欠点もあるんだけど、どこか憎めない」ところが好きになって、今もずっとここにいるようです。
[PR]
by mangorico3 | 2007-04-30 13:56 | つれづれなるままに

現在服用中の薬です

a0087598_13222369.jpg

現在服用中のこの薬、何かというと・・(写真でわかりますかね?)

数日前の会話、オフィスの食堂にて
私「Aちゃん聞いてー、昨日私、ついに虫下しの薬買ったよ!最近、お腹に虫がいそうな気がすんねん。でも、薬飲んだらお腹痛くなるって聞いてるから、まだ飲んでへんねんけどなー。」
Aちゃん「そうそう、私もすっごいお腹痛くなって、お腹ゆるくなって、トイレから出られなくなったんだよ。わざわざ平日に飲むことないよ、週末にしなよー。」
私「せやなー、そうするわ」
その話を聞いていた駐在員のBさん「ねえ、その会話、日本じゃありえないよね・・・。虫がいるって、ちょっと恥ずかしいよね・・。」
Aちゃん「いやいやBさん、メキシコに1年以上住んだら、飲まなきゃだめですよ。」

というわけで、メキシコ暮らし1年と8ヶ月の私は、そろそろ虫がいるような気がしてきたので薬を飲むことになりました。
虫がいるかも?!と思われる症状は、『オナラの回数が増える』、『オナラが非常に臭い』等らしいです。
なんだか最近、そんな症状が見られるようになってしまったのです。
プラス、どうも胃の調子が悪い・・。
とにかく、疑わしきは罰せよ!お腹の虫はやっつけておけ!ということです。
メキシコでは、1年に1度、虫下しの薬を飲むのが一般的です。
メキシコで売られている野菜には『そのまま食べてはいけない』ものがあって、例えばレタスやイチゴはよく洗って、野菜用の消毒液につけなければいけません。
虫がついている可能性が高いからです。
消毒液につけてあれば生で食べても構わないのですが、大衆向けのレストランや道端の露天で売られている料理に使われているものはきちんと洗われていないものもあります。
また、家族の誰かに虫がつけば、それが家族全体に広がるようです。
そうして常に虫がつく可能性があるので、1年に1度は飲むようにしているようです。

私が買ったこの薬は、普通に薬局で売られていて、1日飲めば効く強いものから、3日間のみ続ける弱いものまであります。
私は、1日2錠、3日間飲み続けるタイプを買いました。
値段は30ペソ(約300円)くらい。
幸い、お腹が痛くなったりゆるくなったりすることもなく、2日目を迎えています。
お腹の虫は、出て行ってくれるでしょうか。
[PR]
by mangorico3 | 2007-04-29 13:21 | メキシコ雑学

バスの旅

a0087598_1257770.jpg

『都市バス』 THE BOOM
ほろ苦い日はバスに乗り となり町まで走ります
小銭集めて宇宙への お手軽な旅
ミステリーは続く

出来心でついたウソを 信じた奴が連れてきた
黒いマントの殺し屋が 追いかけてくる
ボクをさらいに来る

運転手さん飛ばしましょ
ちっちゃなバス停なんか とばしましょ
後部座席でうたたねて
鳥や猫や犬や牛でも 
気の合うやつは 連れて行くよ

都市バスの中 空っぽあたま
遠くへ逃げる勇気 ないなら
都市バスの中 世田谷の中
雲隠れの日々を 楽しもうよ

人恋しい日はバスに乗り 古本屋の前で下車
他人の心のぞきたくて 涙でしわになったページ探す

ハイカラおばさんどきなさい そこはいつものボクの席
メガネはずしてうたたねて
平和や愛や夢や希望も
ウソでなければ 連れて行くよ

都市バスの中 空っぽおなか
遠くへ逃げる勇気ないなら
都市バスの中 世田谷の中
雲隠れの日々を楽しもうよ

ラリラ ラリラ ラリラ ラリ ラリラリラ
もっと遠くへ

これは、『島歌』が有名なTHE BOOMの『都市バス』という曲です。
なんかこう、ちょっと日常を逸脱したいような、ちょっとだけ遠くへ行きたい気分の時にいつも思い出します。
そう、今日はそんな、ちょっとだけ知らないところへ行きたい気分だったので、仕事の帰りに、いつも乗っているバスをいつもの場所で降りずに、終点まで行ってみました。
今メキシコはサマータイムで、今の6時がそれまでの5時にあたるので、夜の8時過ぎまでけっこう明るいのです。
だから、「こんなに明るいのに仕事が終わってまっすぐ家に帰るのもつまらないなあ」という気分になるのです。
ビバ寄り道!
会社の近くのバス乗り場(最初の写真)がバスの始発で、そこから終着点まで約1時間20分。
最初は楽しかったのですが、だんだん暗くなってくるし、何といっても行ったことのない場所。
ここはどこ?私はだれ?状態で、内心ビクビクでした。
それでも、無事終点ですぐ折り返しのバスを拾って、無事帰ってくることができました。
軽く3時間くらいはバスに乗ってたな・・。

乗り物にのって、目の前を流れていく景色を見ていると、意識が深いところに沈んでいくのがわかります。
目にはいってくるものが、自分の記憶や考えと結びついて、次々とつながっていきます。
何か考えているんだけど、考えていないというか。
私はここにいるんだけど、ここにいなくて、ちょっと遠いところから周りをながめている。
ふと、見慣れない景色や見慣れない顔に、「ああ、私はメキシコにいるんだ」と思いました。
日本人って、どんな顔をしていたっけ。
日本人の集団って、どんなだったっけ。

信号待ちの隙をついて、モノを売る人達。
ケイタイのプリペイドカード、お菓子、タバコ、花束、ぬいぐるみ、ガム、木工製品etc
中には、ピエロの格好をしてお手玉をする人、火をふいて見せる人、たいまつを振り回す人なんかもいます。
それらを買ったり、お金をあげたりする人はほとんどいません。
いったい1日いくら稼いでいるんだろう。

いつもの帰り道でみかけるお菓子を売っているおじさんで、信号待ちの車の運転席をのぞいては笑顔で商売してる人がいます。
ほとんど買ってくれる人なんていないのに、断られても笑顔で、楽しそうにさえ見えます。
こちらが『いい人』であった時、相手が『嫌な人』で返してきた時はすごく傷つきます。
だから初めからこちらも、『嫌な人』や『何も感じない人』で対応しようとするのが、防衛本能ではないでしょうか。
あのおじさんは商売と割り切っているのかもしれませんが、それにしては割りに合わないし、だいたいそういう商売をしている人は無愛想なものです。
どうしてあんなに笑顔なんだろう。
おじさんは小さなことで自分の人生に幸せを感じているのか、商売と割り切って笑顔を振りまいているのか、つらいことを隠して笑顔を作っているのか。
それは私にはわかりませんが、とても気になります。

メキシコの気まぐれなバスの旅は危険も伴うのであんまりオススメできませんが(無事に帰れてよかった^^;)、ちょっとした現実逃避は楽しいですよ。
そんな気分の時ってないですか?
[PR]
by mangorico3 | 2007-04-19 12:55 | メキシコシティ

今日の空

a0087598_13402541.jpg

今日の午後8時の空。
小さく写っているのは飛行機。
あっという間に雲の間にすいこまれていきました。

私の住むマンションの屋上にて。
誰も来ないので、なんとなく歌とかうたってみた。
[PR]
by mangorico3 | 2007-04-18 13:39 | メキシコシティ

ハカランダが散ると・・

a0087598_12565317.jpg

ハカランダの木です。
ハカランダも桜のように、花が散ってから葉を出すようです。
青々とした葉を茂らせたハカランダは、初夏のイメージ。
こうして季節が移っていくんだなあ。

ハカランダの花は、こんなかたちでした。
a0087598_1259844.jpg

[PR]
by mangorico3 | 2007-04-09 12:53 | メキシコシティ

今日から連休

メキシコは、一足お先にゴールデンウィーク。
もとい、セマナサンタの連休にはいりました。
木・金・土・日の4連休です。
この時期は日本のゴールデンウィーク同様、旅行シーズンでもあります。
長く休みを取れる人は、3月の終わりの週からすでに出かけてしまっています。
おかげでいつも大渋滞のメキシコシティも、先週から少しずつ車が減っていき、セマナサンタ中はなんだか町ががらんとしています。
私もクリアカンに遊びに行こうかなと計画していたのですが、セマナサンタが終わる日曜日には帰省ラッシュで家に何時にたどり着けるかわからないのでやめました。
あーなんにもすることがない連休だなあ・・と思っていたら、あちらこちらこちらからお誘いがかかったので、退屈することはなさそうです。

でも今日、連休一日目は何も予定がなかったので、ふらっと散歩に出てみました。
私の家の近くから「メトロブス」と呼ばれるバスに乗って、まずは南のほうへ。
メトロバスの最終駅の手前、La Bonbilla(ラ・ボンビージャ)で降りて、San Angel(サン・アンヘル)という地区にいきました。
ここは、毎週土曜日にアートと民芸品の市が出ることで有名です。
今日は木曜日なので静かですが、いくつかのレストランと民芸品などを売るギャラリーは開いていました。
↓あるギャラリーにて。売る気があるのかないのか、お店の一番奥のちょっと雑然とした部屋にて。壁が青色で、光が差していて、なんか海の中みたいだった。
a0087598_13264422.jpg

その後、レストランでお昼ご飯を食べているうちに、よしメトロブスの北の果てまで行ってやろう!と思いついてしまいました。
私のいる地点がメトロブスの南の果てなので、そこから一番北までいってやろう。
バスに乗り込み、イヤホンで好きな音楽を聞きながら、景色が流れていくのを眺めます。
南から北の端までは、1時間弱くらい。
楽しいなーーーーと思っていたのは30分くらいで、だんだんお尻が痛くなってきました・・。
メトロブスの椅子はプラスチック製なので、長時間はキツイことがわかりました。
今度は座布団をもってこようかな?
そんなこんなで、北端の駅、Indios Verdes(インディオス・ベルデス)に到着。
a0087598_13363234.jpg

おーやっぱり北端、メキシコシティ市街とは景色が違います。
遠くに見えるカラフルな住宅地(?)が気になる。
が、この駅のまわりには何にもないことがすぐに判明。
地下鉄の駅が隣にあって、小さな乗り合いバスのターミナルもあるのですが、ここは「交通の起点」であって、観光したり楽しんだりするところは何もなさそうです。
というわけで、駅の周りにある屋台でお水を1本買って、すぐに帰りのバスに乗りました。
目の前を流れていく並木と、真っ青な空を眺めながら、まあ、それなりに良い1日だったかなあなんて考えていました。

明日は、お茶の先生のお家に遊びに行きます。
生徒さんと昼食会があるそうで、なぜか私も呼んで頂きました。
こうして少しずつ知り合いが増えていくのは楽しいです。
[PR]
by mangorico3 | 2007-04-05 13:12 | メキシコシティ

発見!

a0087598_14125250.jpg

アボガドを切った姿と、ゆで卵を切った姿は似ている!

ということに気づいて嬉しかったので、写真をとってみました。
ちなみにこのゆで卵はこの後、サラダと一緒においしくいただきました。
アボガドはセニョーラの食べかけで、私は嫌いなのでいただきません。
[PR]
by mangorico3 | 2007-04-03 14:11 | つれづれなるままに