メキシコシティで暮らすmangoの超・私的通信


by mangorico3
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カテゴリ:メキシコの旅( 8 )

週末、ベラクルス州のパパントラという町に遊びに行ってきました。
早朝6時のバスに飛び乗って、揺られること約5時間。
メキシコシティを出て、2時間ほど走ると景色ががらりと変わります。
目に飛び込んでくるのは、溢れんばかりの緑。
青々とした草に覆われた山や谷。
色とりどりの花をつけた木々。
植生は異なりますが、緑に包まれた山道を走っていると、なんだか日本みたいだなあと思いました。
ベラクルス州はメキシコの東側、メキシコ湾に面した州です。
熱帯気候で、海辺なので湿気も高く、雨期にはたくさん雨が降ります。
バスを降りると、むっとした風に包まれました。
暑い!でも嬉しい!
メキシコシティは乾燥しているのでじっとりと汗をかくことはありませんし、夏は雨期でもあるので、雨が降ると気温が下がりとても涼しい(時には寒いくらい)なのです。
だから、こんな湿気と熱気があるところは、日本生まれの私には実はあっている気がします。

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パパントラは小さな町です。
写真の左下にあるのが、中心となる教会。
教会の前には公園があり、その周りにはレストランや市場、服屋さん、アイス屋さん、靴屋さんなどが並んでいます。
公園の周りには、かき氷や風船を売る人がいて、地元の人でにぎわっています。
この町は、特に何という観光スポットはないのですが、都会を離れてノンビリするのに最適です。
パパントラという名前は、「パパーン」と甲高い声で鳴く「パパン」という鳥の名前に由来しているそうです。
スペイン人たちがやって来る前、もともとこの地に住んでいたのは「トトナカ」と呼ばれる人でした。
今でも伝統的な衣装に身を包んだトトナカの人々を、町で見かけました。
レストランやお店の壁にも、トトナカの男女を描いた看板や絵を見かけます。
「レストラン『プラサ・パルド』にようこそ!」
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「おいしいパンがあるよー」
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白の薄い布で作ったゆったりとした服を着ていて、快適そうに見えました。
彼らは、「VOLADORES(ボラドーレス)」と呼ばれる儀式を行うことで知られています。
ボラドーレスについては、次回説明しますね。
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by mangorico3 | 2008-06-23 11:00 | メキシコの旅

タスコへ、3

タスコの町からバスで40分ほど走ると、CACAHUAMILPA(カカワミルパ)というところに着きます。
そこには自然公園があり、大きな鍾乳洞が一般公開されています。
到着すると、土産物屋や食堂が並び、木の実で作った手作りのネックレス(あんまりかわいくないのに、なぜかバカ売れ)や木の杖、シャーベットを売りつけようとする人の熱気であふれています。
私もライム味のシャーベットを買いました。
日曜だったせいか、たくさんの人が訪れていました。
洞窟の中は出入り自由ではなく、ある程度の人を集めてガイドをつけて歩くようになっています。
私たちのグループは40人くらいでしょうか。
土産物屋のあるところから洞窟の入口の間には谷があり、迂回路もついているのですが、アスレチックのターザンごっこのようなもので谷を越えることもできます。
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せっかくだからと私も乗ってみましたが、落ちたらどうしようと不安でした。
何しろ、腰と股に巻いたひもを、ロープウェイからぶらさがっているひもにフックでとりつけて、あとはそのぶらさがっているひもにしがみつくだけです。
(うまく説明できませんが)
谷の上には安全用の網などはなく、うっかり手をはなしたり、何かでひもが切れたりしたら、谷底へまっさかさま・・。
それならやめておけばいいのに、でもせっかくだから!とトライ!
結果、無事に帰ってきましたが、約30秒の空の旅は爽快というよりもハラハラでした。

さて、洞窟の中ですが、全長約2kmの道程をガイドと一緒に歩きます。
人が歩く道は舗装されていて、足元に明かりもついているので、ハードな洞窟探検という感じではありません。
ところどころ、すばらしい造詣をした岩がライトアップされていてとてもきれいです。
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時々立ち止まって、ガイドからこの洞窟の調査、公開の歴史を聞いたり、「ほら、あの岩はパンダの形に見えますね」とか説明を受けたり、岩にライトを当てて影絵を楽しんだり(口付けをする恋人たちに見えた)しました。
中には、「あれは、ミュータントタートルズです」とか、「あれはトウモロコシです、その上にあるのはマヨネーズとチーズをたっぷりかけたもの(エスキーテスと呼ばれるおやつ)ですね」とか、ムリヤリやん!とつっこみたくなるものもありますが、メキシコ人はとっても素直なので「おぉ~」と良い反応を返していました。
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これは、シャンパンの形、と解説されていましたが、ビール瓶の形にも見えるので、コロナというメキシコのビールメーカーが広告の写真に使っていたそうです。
ゆっくり歩きながら、立ち止まって説明を聞いていると、洞窟の奥まで1時間半くらいかかっていました。
帰りは同じ道を各々帰ります。
人間が普段暮らす地上世界の下に、不思議な自然の造詣が眠っていると思うと面白いです。
でもやっぱり私は、太陽の光のあるところにいるほうが落ち着きます。
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by mangorico3 | 2007-10-08 01:40 | メキシコの旅
タスコは、スペイン語ではTAXCOと書きます。
ちなみにタコスは、TACOSです。
スペイン語のネイティブの人は絶対に間違えないでしょうが、日本語で書くとうっかり読み間違えますよね。

そんなことはさておき、タスコのはなしです。
タスコの町で中心となるのはサンタプリスカ教区教会で、高く伸びた二つの塔と、美しいタイルでできたドームが目を引きます。
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中の装飾も豪華で派手!
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この教会は、ボルダという鉱夫が大銀脈を発見したことで大富豪となり、その財産を惜しみなく使って建てられ、町に寄贈されたものだそうです。
この絢爛豪華な教会が、個人のお金で建てられたものとは驚きです。
と同時に、彼が財産を築く過程や、教会を建てる過程で、酷使・搾取されている人がいるんだろうなあと思うと、いたたまれない気持ちにもなります。
メキシコの歴史にはそいういう明暗がつきもので、その、富める物と貧しい者の差が埋まらないまま今日まで来ているのです。
教会の中には、サン・アントニオと呼ばれる聖人像があり、かれは行方不明者を探してくれると言われています。
その像の周りや像のまとう服には、行方不明になっている家族や友人を探したいという願いから、彼らの写真がはりつけられていました。
ざっと見て、50人くらい。
どういう経緯なのかはわかりませんが、こんなに行方不明の人がいるんだと思うと、少し怖くなります。
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そうこうしているうちに、タスコの町は夕暮れ。
カンテラに明かりが灯り始め、あたたかい光で町は満たされていきます。
つづく
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by mangorico3 | 2007-10-07 13:46 | メキシコの旅
今週末はタスコへ行ってきました。
「スペイン人によって北中米最初の鉱山が造られ、銀の発掘で栄えた高原の町(地球の歩き方より)」であるタスコは、名前を聞いたことのある人も多いのでは?
装飾品にほとんど興味のない私は「銀細工の町かー、あんまり興味ないなあ」と行くのを後回しにしていたのですが、「町並みもいいよ」、「夜はカンテラの明かりに照らされてきれいだよ」、という友達の言葉に誘われて行ってきたのです。
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↑高台にあるホテルからのながめ
同じくコロニアル調(スペイン征服期に造られた西洋風の建物や町並み)の町で有名なグアナファトと比べると、グアナファトの家々は色とりどりのパステルカラーで彩られているのに対し、こちらは壁は白と赤茶に塗り分けられ、屋根は茶色の丸いレンガを並べた家が並んでいて統一感があります。
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丘の上にひしめくように建てられた家、傾斜のきつい坂道、入り組んだ細い路地とその石畳を走る車。
車(道が狭いので小さい車が多い)と人とモノを売る露天がすごいバランスで共存しているタスコの道は活気にあふれていますが、初めて行くと危なっかしくて気をぬけません。
それでも足を止めて、来た道を振り返ってみると、絵になる光景が広がっています。
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メキシコシティからバスで約3時間。
空は青く、空気もなんとなく澄んでいるような気がします。
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つづく
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by mangorico3 | 2007-10-06 13:13 | メキシコの旅

こんな家に住みたい

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あっ、窓辺にハトが。
モレーリアを散歩していて見つけた家です。
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by mangorico3 | 2007-03-10 06:50 | メキシコの旅

モレーリアへ!

モレーリアに行ってきました。
思えば去年の11月に、仲の良い友達家族を訪ねる予定だったのが風邪のため中止になり、今回やっとそれが叶ったというわけです。
メキシコシティからモレーリアまではバスで5時間です。
久しぶりの遠出!
普段とは違う景色、違う空気を吸うのはいいですね。

私の友達の家は、小さな食堂をしています。
おばあちゃんとお母さんが料理を作り、息子さんやその友達が店を手伝っています。
私が遊びに行った土曜日は食堂が開いている日で、私もお客さんと一緒にお昼をごちそうになりました。
ここに来れば、「メキシコの家庭料理」が食べられます。
こってりしていなくて、優しい味が大好きです。
↓お店を手伝っているフェルチョくん。
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↓息子さんのラサロ
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このお店、というかこのお家には、人が大勢集まります。
息子さんたちの友達なのですが、朝から晩まで誰かが出入りしていて、まるで大家族のようです。
お客さんがいない時には、ギターを弾いたりピアノを弾いたり歌を歌ったり、ただ冗談を言って笑いあったり。
土曜の夜は、明け方までビール片手にどんちゃん騒ぎ(?)をしたりしています。
といっても好き勝手させているわけではなくて、みんなお母さんとおばあちゃんに一目おいています。
女手ふたつで店を切り盛りするこの二人は、『dueña(ドゥエニャ、女主人の意)』、『 jefa(ヘファ、ボスの意)』と呼ばれていて、優しくて強いみんなのお母さんでもあるのです。
↓お客さんがいなくなったあと
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↓食べ物をじっと見つめる、飼い犬チェステル
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こんな感じで、モレーリアの家は私にとってとても居心地のいい場所です。
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by mangorico3 | 2007-03-04 12:49 | メキシコの旅

メキシコの車窓から

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グアナファトから車で1時間くらい走った国道沿い。
あちこちに『FRESAS CON CREMA(フレサス・コン・クレマ)』の文字と小さなドライブインが見えます。
FRESAS CON CREMAとは、『クリームがけイチゴ』のこと。
この辺りは、イチゴの産地だそうです。
ワラか何かで編んだかごの中に、山盛りのイチゴが見えました。
日本でも、地方に行くと、道路沿いに手書きの『スイカ』や『干物』などの看板を見かけますよね。
そんなことを思い出しているうちに、車は120kmのスピードでグアナファトを後にしていきます。

メキシコシティ市街まで後1時間、というところまで来ると、『SATELITE(サテリテ)』というモニュメントが見えます。
この、赤、白、黄、青の塔のようなモニュメントは、Luis Barragan(ルイス・バラガン)というメキシコの有名な建築家の手によるものです。
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そういえば去年のクリスマス、エドの家族のクリスマスに妹(日本から遊びに来ていた)ともども呼んでもらった時、このモニュメントを見ました。
妹はこの塔、覚えてるかな?
あれからもう1年たつと思うと、あっという間のことのように思えます。
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by mangorico3 | 2006-11-22 11:35 | メキシコの旅
と、タイトルをつけてから、『**に行ってきました』というわかりやすい名前の、わりと安価なお土産菓子が各地にあることを思い出しました。
例えば私の地元なら、『白浜に行ってきました』とか。
まあ、余計な話ですが(^^;)

さて、グアナファトに行ってきました。
15añosといって、15歳を迎える女の子のパーティにセニョーラたちが呼ばれ、私もそれに招待してもらったのです。
行く前は、パーティが終わったらグアナファト市街を観光しようと思っていたのですが・・
~私のグアナファト旅行~
18日(土)09:30 メキシコシティの我が家を出発 自家用車にて
       15:00 少々渋滞に巻き込まれ、あと道を間違えたりもして、予定よりも遅くグアナファト到着
            美容院で髪の毛をセット&着替え
       20:00 グアナファトのカテドラル(教会)でミサ
       22:00 小さなディスコを借り切ってパーティ
       02:30 セニョーラの妹さん・その1の家に帰宅 就寝
19日(日)10:00 家族みんなでレストランで食事
       12:00 グアナファトに住むセニョーラの妹さん・その2の家に集まり談笑
       14:00 レストランに移動してみんなで食事
       17:00 解散 各自帰宅
            私たちが泊めてもらっている家に、数人の親戚が集まって談笑
            (私は疲れて、ひとり部屋で休む)
20日(月)09:30 セニョーラの妹さん・その2の家で朝食
       12:00 グアナファトを出発、帰路につく
       17:00 我が家に到着

と、いうわけで、終日『家族の集まり』で終わりました(^^;)
セニョーラは、男3人、女4人の7人兄弟です。
それぞれ違う町に住んでいますが、クリスマスや結婚式などの機会にみなが集まるそうです。
私は『家族』ではないので、例えば久しぶりに親戚や従兄弟たちにあったバレンティナ(セニョーラの娘さん)のようには楽しめませんでしたが、こういう家族の集まりはいいなあと思いました。
私の母は5人兄弟で、私が小さい頃はお正月やお盆にみんなで集まって、とてもにぎやかでした。
年の近い従兄弟たちに年に1度会って、ちょっと『よそゆき』の服を着て、美味しい料理を食べるのがとても楽しみでした。
そんなことを思い出しながら、大家族の記念写真を撮ってあげました。
グアナファト観光はできませんでしたが、楽しいグアナファト旅行でした。
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by mangorico3 | 2006-11-20 11:21 | メキシコの旅