メキシコシティで暮らすmangoの超・私的通信


by mangorico3
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カテゴリ:メキシコ雑学( 26 )

今日は日曜日。
今年3月、メキシコシティで行われた『世界水フォーラム』で通訳のアルバイトをした時に知り合ったMくんとDulce(ドゥルセ)という友達に会いました。
MくんはメキシコシティにあるENAHという、考古学・人類学の学校で考古学を勉強していて、今は論文を執筆しているところ。
彼は関西人なので、いつもボケたりツッコんだりしあっています。
Dulceはメキシコ国立自治大学の理数学部に在籍していて、同じく今は卒業論文を執筆中。
彼女は日本が大好きで(特にジャニーズとアニメ。日本のドラマやマンガにもすごく詳しい!)、日本語が上手だし、日本にも行ったことがあります。
MくんとDulceとは、たまたま同じ展示ブースに配属されて知り合ったのですが、なぜかとても気が合って、それからずっと連絡を取り合っていました。
今日もその『水フォーラム』の話になって、「同じところで働けてラッキーだったね」「日本から来ていたブースの責任者の人達がとても良い人ばかりで、とても楽しい仕事だったね」なんて話をしていたのです。
3人で話す時はスペイン語と日本語がミックスされてて、もう何語を話しているのかわからなくなってくるのですが、言葉を間違えても、変なことを言ってもOKな、気楽な関係です。
こういう気のおけない友達って良いですね。
1年間の学生生活を終えて再び仕事をし始めて、改めて友達って大切だなあと思いました。

そんな休日の今日、食べたもの。
日曜のマーケットでにぎわう、Coyoacan(コヨアカン)地区にて。
①Esquites(エスキーテス) 12ペソ(約120円)
 トウモロコシをゆがいて、マヨネーズ・塩・ライム・粉チーズ・チリパウダーをかけたもの。
 丸ごとのトウモロコシに上の調味料を塗って、がぶっとかぶりつくタイプと、あらかじめ取ってあるトウモロコシの実をコップにいれてくれるタイプがある。
↓がぶっ!
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↓コップに入ったもの
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エスキーテスは、私の住んでたシナロア州やメキシコ北部でもポピュラーなおやつですが、地域によって調味料が若干ちがいます。
たとえばシナロアでは、マヨネーズではなくクリームをかけ、チリパウダーではなくチリソースをかけていました。

②Chicharron preparado (チチャロン・プレパラード) 15ペソ(約150円)
chicharron(チチャロン)という、豚の皮を揚げたものの上に、キャベツ、トマトのスライス、アボガド、cuero(クエロ、豚肉の中のゼラチン質の部分。こんにゃくを硬くしたような食感。)、クリーム、粉チーズ、チリソースをかけています。
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たしかシナロア州やソノラ州ではChimichanga(チミチャンガ)という名前だったような気がします。
これも地域によってバリエーションがあって、私が以前食べたものは、chamoy(チャモイ)というちょっと梅干に似た甘酸っぱいソースが選べて、クエロはついていませんでした。

どちらも庶民のおやつで、安くてけっこう美味しいです。
メキシコ人おやつにはまだまだたくさんの種類があります。
そのうち紹介できればと思います。
今日は、休日らしい休日でした。
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by mangorico3 | 2006-11-23 11:39 | メキシコ雑学

15años(キンセアニョス)

15añosという言葉は『15歳』という意味ですが、ここメキシコでは、女の子にとっての15歳は特別な意味を持っています。
飲酒や喫煙が認められて、選挙権がもらえる『成人』は18歳ですが、女の子の15歳はレディーの仲間入りを意味していて、その時にパーティなどを開いて『お披露目』をするのがならわしだそうです。
熱心なカトリック家庭の場合は、パーティの前に教会でミサを行います。
でも、「私、ミサやパーティなんかいらないわ」という女の子の場合は、旅行に出かけたりするそうです。
今回は、グアナファトに住む、セニョーラの妹さんの娘さんが15歳を迎えたので、そのパーティに呼ばれました。
まずはグアナファトのカテドラル(その町の中心的な教会)でミサ。
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綺麗なドレスに身を包んだ、本日の主役、MARIA・JOSE(マリア・ホセ)ちゃんです。
(ちなみに、JOSE・MARIAホセ・マリアと名前を逆にすると、男の子の名前になります)
教会の中は誰でも自由に入れるようになっているので、私たちは席の最前列に座っていましたが、ミサの間も色んな人が出入りしていて、15歳のミサの様子をながめていました。
ミサは30~40分程度で、親族の代表が聖書の一部を読み上げたり、神父様の言葉があったり、最後には薄い菓子のようなものが拝されます。
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ミサの後は、小さなディスコを貸しきってパーティ。
主役のマリア・ホセは、4人の男の子たちにエスコートされて登場しました。
一人ずつと順番に踊っていきます。
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その後は、お父さん、おじいさん、叔父さん、従兄弟たちが順々に呼ばれ、彼女と踊ります。
ダンスが一通り終わると、食事(夕食)。
おなかがすいていたので、半分くらい食べ終わったところで、「写真撮らなきゃ!」と気づきました。
食べかけでスミマセン・・。
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中にチーズをはさんだ鶏肉のフライ、マッシュポテト、サラダ、パンという料理。
最後にはケーキが出てきました。
もちろん、テキーラといっしょにいただきます。
この、鶏肉・マッシュポテト・サラダ・パンという組み合わせは、結婚式でも定番の料理です。
料理の途中で、マリア・ホセが生まれてから15歳を迎えるまでの写真が次々と紹介されて、なんだか本当に、結婚式のようです。
料理がすむと、ディスコタイム。
パーティは、最後の一人のお客さんが帰るまでは終わりません。
始まったのが10時頃で、私たちが会場を後にしたのが午前2時頃。
もちろん、パーティはまだ続いていました。
何度も書いてるけど、メキシコ人ってホントにタフ!
私はもう帰る頃には眠くて、しんどくて・・^^

初めて行った15歳のパーティは、結婚式と似てるなあと思いました。
ミサをして、主役がダンスを踊って、定番料理が出されて、後はダンスタイム。
私なんかは、男の子4人にエスコートされてダンスを踊る、なんてことはこっぱずかしくてできませんが、主役の女の子と家族にとっては、本当に大切なイベントなのでしょう。
この日のためにお金を貯めて、準備をしてきたんだなあと思います。
マリア・ホセはミサの間や、男の子たちにエスコートされてダンスを踊る間、とても緊張した顔をしていたのですが、お父さんと踊る時になって初めてほっとしたような笑顔を見せていて、それがとてもかわいく思えました。
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by mangorico3 | 2006-11-21 11:28 | メキシコ雑学

ここは何階?

私の暮らすマンションはちょっと古く、エレベーターがまた旧式なのです。
最初の頃、エレベーターのドアが開けっぱなしになっているのを見て(普通は毎回閉まりますよね)、故障しているんだと思っていたのですが、どうやら『一度開くと、誰かがボタンを押すまで閉まらない』ようです。
さらに、『開ける』『閉める』ボタンがなく、行きたい階のボタンを押すと閉まるようになっています。
一度、「あっ、エレベーターが開いている」と思って乗り込もうとすると、いきなりドアが閉まって挟まりそうになりました。
誰かが他の階でエレベーターを使おうとして、ボタンを押したのです。
最近はエレベーターに乗っていると必ず「ガキン」と歯車の音がします。
そう遠くない未来、故障するだろうと思います。
どうか私が乗っている時に当たりませんように!!

さて、階の数え方ですが、実は日本と異なります。
日本で言う『1階』はスペイン語で『Planta Baja(プランタ・バハ、下の階というような意味合い)』といい、いわゆる『二階』を『Primer Piso(プリメル・ピソ、1階)』と呼びます。
私の住む204号室は『2階』にありますが、実は日本でいう『3階』です。
慣れないうちは間違えてしまいそうですが、エレベーターに乗るとこんなふうに、
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PB(Planta Bajaの略)、1階、2階・・というふうに表示されているので、行きたい階のボタンを押せば大丈夫です。

先日、仕事が終わって家に着いて、玄関で鍵を開けようとガチャガチャしている時にふと、『304』という表札が目に入りました。
階を1つ間違えたのです。
すぐに中から「Quien es?(キエン・エス、誰?の意)」という驚いた声が聞こえてきました。
「すいません!間違えました!」とあわてて言って、階段を下りて家に帰りましたが、かなり不審な人だったはず。
ぼーっとしてたのかなあ。
これはメキシコ式の階の数え方に慣れてないから・・ではなくて、単なるエレベーターのボタンの押し間違いでした。
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by mangorico3 | 2006-11-14 11:57 | メキシコ雑学
外国人がメキシコに住む場合、当然ですがビザが必要です。
私も、勤めている会社が手伝ってくれたおかげで、ビザを取得することができました。
ビザをとった後は、日本でいう、『住民基本台帳』のようなものに登録しなければいけません。
そこで、登録をしに役場に行ってきたのですが、前日、会社の人が私に、
「役所が開くのは9時からだけど、早く行ったほうがいいよ。先着50人までだから。」
と言いました。
なんでも、入口で整理券が配られていて、50番以内に入らないとその日に手続きをしてもらえないのだそうです。

さて当日。
私は8時に家を出ました。
住所を見ると、役場は私の家からそう遠くはありません。
15分くらいで着くかなあと思っていたのですが、初めて行く場所だったので迷ってしまい、着いたのは8時40分。
は、果たして50人以内に入っているだろうか・・・とドキドキしながら入口でたずねると、24番をもらいました!
ほどなく係りの人が出てきて、登録に来た人達を順に並ばせていきます。
ふと、1番の人は何時に着いたんだろうと気になりました。
「すいません、何時に来られたんですか?」
「私がここに着いたのは、5時29分よ。」
「!!!(ビックリ)」
すると、2番の整理券を持ったおばさんが、
「私は6時。でも家を出たのは5時20分くらいね。」
と言います。
何のためにそんな早く!?
私みたいに、8時40分に着いても24番もらえるのに。
手続きはほんの数分で終了し、9時半頃、私は役場を後にしました。

この『整理番号制』は、メキシコでは一般的なようです。
メキシコの大学に通う友人Mくん(日本人)は、
「授業をとるのも、先着200人までとか決まってんねんで。人気のある授業なんかは、前日の授業が終わって学校が閉まる時(夜9時頃らしい)から、もう行列ができ始めるねん。俺も一回、徹夜で並んだことあるわー。」
と言っていました。
授業なんかは、抽選にすればいいのに・・。
生徒たちの、「どうしてもこの授業をとりたい!!」という意思を試しているのでしょうか。
とにかくメキシコ人は、行列がお好き(?)なようです。
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内容とは関係のない写真ですが、写真がないとなんとなくさみしい気がしたので貼ってみました。
なんだかかわいくないところが、かえってかわいい気もする、魚の土台の噴水。
これに似たものを、メキシコのあっちこっちで見かけます。
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by mangorico3 | 2006-11-13 11:45 | メキシコ雑学

メキシコ人のおやつ

死者の日のmixquic(ミスキック)を訪れた時のこと。
赤い大根やラディッシュが並べられた屋台を見つけました。
八百屋さん??と思っていると・・
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ライムを絞って・・
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塩をふって、チリ(唐辛子)パウダーをかけて・・
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 いただきまーす(^^)
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葉っぱがそのまま残っているのが豪快ですが、がしっとつかんで食べるのに便利なのでしょう。
このほかにんじんのバージョンもありました。
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にんじんをポリポリかじりながら歩く姿はまるでウサギです。
生の野菜+ライム+塩+チリパウダーという組み合わせはメキシコでは一般的で、他にも、jicama(ヒカマ)という大根に少し似た甘みのある野菜や、キュウリもこのようにして食べられます。
野菜だけじゃなくて、オレンジやマンゴーなどの果物にも、塩とチリパウダーをかけて食べます。
塩+チリパウダーではなくて、チリソースをかける人もいます。
さすがメキシコは唐辛子の国!
メキシコに遊びに来た時には、ぜひお試し下さい(辛いのと酸っぱいのが好きな方)。
ちなみに私は好きではありません・・。
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by mangorico3 | 2006-11-03 09:45 | メキシコ雑学

死者の日

11月2日は死者の日です。
日本のお盆のようなもので、この日に先祖の霊がかえってくるのだと言われています。
マリーゴールドの花、亡くなった人の写真、亡くなった人が好きだった料理、ロウソク、果物、Pan de los muertos(死者のパン)、ガイコツの形をした砂糖菓子などを飾った祭壇を作ります。
去年の死者の日のようす
伝統的な行事を行うことで有名なのは、ミチョアカン州パツクアロにあるハニツィオ島で、ここメキシコシティの日常では、死者のための祭壇は見かけません。
それでも、レストランやお店では、紙でできたガイコツの飾りをつけたり、Papel picado(パペル・ピカード)と呼ばれるものを飾ったりしています。
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パペル・ピカードは、Papel chino(パペル・チノ)という薄い紙に様々な模様を切り込んだ、切り紙細工です。
バリエーションとしては、lafiestaさんのブログで紹介されているようなベーシックなもの(鳥の模様など)。
メキシコ独立運動の英雄たちを切り込んだ、独立記念日を祝うためのもの。
↓英雄モレーロス
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↓メキシカンハット
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↓わかりにくいけど、メキシコの国旗に描かれている『鷲がヘビをくわえてサボテンの上にとまっている姿』を切り込んだもの
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これらは、メキシコの国旗の色、緑・白・赤になっています。

今回は死者の日なので、ガイコツのモチーフのパペル・ピカードです。
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おどろおどろしくなくて、かわいいと思いませんか。
死を恐ろしいものではなく、身近でどこかユーモラスなものととらえている、そんなメキシコの死者の日が大好きです。
しかし最近はハロウィーンの影響が強くて、スーパーや路上でも、仮装用の衣装やカボチャの置物、クモの巣、モンスターのマスクなどが売られていて、商業的で嫌だなあと思ったりもします。
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by mangorico3 | 2006-10-28 08:29 | メキシコ雑学