メキシコシティで暮らすmangoの超・私的通信


by mangorico3
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カテゴリ:メキシコシティ( 26 )

電車に揺られて

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メキシコで主な交通手段は車です。
日本では電車に乗って旅に出るのは一般的ですが、メキシコでは他の町に行くとなると、長距離バスか飛行機を利用するしかありません。
また、郊外の町や村からシティに働きに来る人は、毎日バスと地下鉄を乗り継いで通っています。
しかし、悪化する交通渋滞を緩和しようとメキシコ市(政府かな?)は郊外とメキシコシティを結ぶ鉄道を開通させました。
もっとも、以前から貨物運搬に利用されていた駅と線路を整備してのスタートです。
写真のブエナビスタ駅から北部に向かって線路は伸び、メキシコ州に入っていきます。
私は、その新しい鉄道の試乗会に行ってきました。

試乗会は無料です。
3週間にわたって、土曜・日曜の午前と午後の部に分けて行われました。
電車に乗るには、まずチケットを貰うために並ばなければなりません。
メキシコ人はタダのイベントが大好き!そして並ぶのも全く苦痛ではありません。
私は、チケット配布の2時間前から並び始めましたが、早い人は3時間前から待っていました。
お年寄りも、家族連れも、若いカップルもいます。
並んでいると、ピーナッツなどのおつまみを売るリヤカーや、かき氷屋がやってきて大繁盛の様子。
ぼりぼり食べながら、じっと列に並びます。
チケットをもらうと、今度は電車の出発時間まで、また列を作って待ちます。
合計3時間・・。
ディズニーランドのアトラクションばりの人気ですね。

さてさて、新しく整備された駅舎はとてもきれいで近代的。
切符ではなく、日本でも一般的になっているプリペイドカードになるそうです。
制服を着て、よく訓練されているような駅員さんが案内してくれます。
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「電車がまいります。黄色い線の内側でお待ち下さい」というアナウンス。
日本では当たり前ですが、メキシコの地下鉄にはそんな親切なアナウンスはありません。
この電車は、今までのメキシコの電車とは違うぞ!
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赤と白を基調とした車内、網棚はガラス板、カフェで使われてそうな証明、「安全のため、車内はビデオカメラで監視されています」という表示、そして冷房!
すべてが新しく、美しく、そしておしゃれ。
乗客も初めて見る電車に大興奮。
先頭車両に座ろうと我先に駆け出す人、いろんな座席に座ってみる人、窓ガラスにへばりついて外を眺める人、記念写真を撮る人、などなど。
(私はここで、2度も一緒に写真を撮ってくれとせがまれました)
電車が動き出すと、思わずもれる拍手。
車内は、一体感に包まれていました。
地下鉄でよくある、物売りの声色をまねるお兄さん。
もしかすると彼は、本当に物売りかもしれません。
最新の技術とデザイナーの手によるこの電車、実際に使用するのはそんな世界とは縁遠い、貧しい人たち、中流階級よりも下の人たちです。
格差社会であるメキシコでは、お金持ちの人たちは相変わらず、ドアtoドアの自家用車を利用するでしょうし、貧しい人たちと同じ空間を共有するようなことはしないからです。
用意されたハコとそれを利用する人たちとのギャップを感じてしまいましたが、見かけだけではなく、今までの地下鉄よりも快適になっていることはたしかです。
「次は○○駅」という車内アナウンスも、日本では当たり前ですが、メキシコの地下鉄にはありませんでした。
おろしたての電車はまだ、人の気配をまとっていなくて、少しよそよそしくも見えましたが、これから少しずつ馴染んでいってみんなの足となるのでしょう。
落書きされたり壊されたりすることなく、末永く愛されるといいなあと思いました。
実際に運行され始めたら、また乗ってみたいなあと思います。
その時にはきっと、また違う顔を見せてくれるでしょうから。
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by mangorico3 | 2008-05-26 11:08 | メキシコシティ

クリスマス

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長らく放置しており、ご心配をおかけしました。
気がつけばもう年末ですね。
日本は、師匠が走り回っている頃だろうと思います。
メキシコは、クリスマスへの意気込みはすごいですが、年末年始はほんとうに、単なる一年の終わりと始まりという感じですね。
今年の仕事収めは12月28日(金)で、仕事始めは1月2日(水)ですよ。
なんか、年末年始のだらっとした感じとか、ちょっとしたわくわく感とかがないまま始まってしまいそうです。
それに対してクリスマスは、1年に1度家族が集まる日で、ホームステイ先の家族はグアナファトで親戚の集まりがあるのだと、22日から26日までうちを留守にしています。
大抵の会社は、この時期は休みになります。
(ちなみに、私の働く日系企業は25日のみ休みですが・・)
メキシコシティを離れて地方や海外に出かける人も多いので、この時期は渋滞が減り、空も青く澄んでいるように見えます。
人気がなくなってがらーんとしているメキシコシティは、ちょっぴり寂しくもあり、快適でもあり。
そんな、メキシコシティ2年目の年末です。
写真は、ソカロ(憲法広場)のクリスマスの飾りつけです。
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by mangorico3 | 2007-12-24 08:20 | メキシコシティ

鳥の丸焼きシナロア風

丸焼きといっても、食卓に出される時は食べやすくカットしてありますが。
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メキシコシティでも、丸ごとの鳥が串刺しになってぐるぐる回りながら焼かれている光景をよく見かけますが(写真がないと、どんな風かわかりにくいですね)、これはほとんど味がついていません。
これはこれでおいしいのですが、シナロア風というか、メキシコ北部ではあれかじめ特製ダレを塗りこんでおいて焼くようです。
焼く時も串刺しにしてぐるぐる回すのではなく(って、言葉ではわからないですよね)、炭火の上にアミを置いてその上で焼きます。
写真のアミは、各テーブルに出すための小さいもので、本当はでっかいアミで大量に焼いています。
今日はたまたまコヨアカン地区を歩いている時にこのお店を見つけ、「北部スタイルの鳥の丸焼き」という文字にひかれてふらふらと入ってしまいました。
写真は約二人分で、鳥1/2匹です。
その他に、ウチワサボテンとトウモロコシをいためたもの、小たまねぎを焼いたもの、メキシコ風ごはんがつきます。
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このセットが70ペソくらいだったかな?
ふつうの鳥の丸焼きに比べると高いですが、とてもおいしかったです。
一緒に行ったMくん(ルチャドールになってますが、本業は考古学です)と、無言でがつがつとたいらげました。
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by mangorico3 | 2007-09-22 12:30 | メキシコシティ

今日の一枚 9月16日

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職場の近所にある、独立記念の飾りつけ。
目抜き通りであるレフォルマ通りや、ソカロの飾りつけはもっと派手らしいのですが、そこまで行く余裕がなかったので近場でパチリ。
独立記念日を彩った国旗などの飾りつけは、独立記念日が終わってもすぐに取り払われません。
今月いっぱいは独立記念月(?)なので、そのままでいーのです。
そうこうしてるうちに10月にはいって、いつのまにか「死者の日」の飾り付けに変わっていくのでしょう。
時の流れは速いもの。
気がつけば、私がメキシコシティに住み始めてから、もう1年が過ぎていました。

ビザの更新、早くしなくちゃ!
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by mangorico3 | 2007-09-16 14:29 | メキシコシティ

今日の1枚 9月15日

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9月16日はメキシコの独立記念日です。
15日の夜から16日をまたぐ深夜にかけて、家族や友達が集まって独立を祝います。
メキシコシティ時間の11時(メキシコは広いので4つの時間帯があります)、大統領が国立宮殿で演説をし、「VIVA(万歳)!」と叫ぶのにあわせて、メキシコ中が「VIVA!」の声に包まれます。
我が家でも、椅子に乗った彼女が大統領の役をつとめ、独立の叫びをあげます。
メキシコ人は「独立を戦いで勝ち取った」という思いが強いので、この独立記念日はその喜びをかみしめる日であり、自分はメキシコ人であるというアイデンティティーを再確認する日でもあります。
独立記念日にむけて町中が国旗のデコレーションでいっぱいになり、道を歩けばリヤカーに大中小さまざまの国旗や、国旗柄のグッズをつんだ物売りに出会います。
赤・白・緑のメキシコ国旗があちこちでひらめく様は、とても華やかできれいでした。
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by mangorico3 | 2007-09-15 14:15 | メキシコシティ

セントロを散歩

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今日は、メキシコシティのセントロ(大聖堂を中心としたメキシコシティの中心部)に行きました。
ちょうど今、ベジャスアルテス宮殿でフリーダカーロの作品を集めた展覧会をやっているので、それを見に行ったのですが、入場するのに長蛇の列が!
軽く1時間以上は待たされそうだったので、来週末に改めて行くことにしました。
セントロには歴史的な建物が数多く残っており、カテドラル(大聖堂)や国立宮殿やテンプロマヨールもある観光地で、この辺りは世界遺産に登録されています。
しかし、普段ひとびとが働いたり生活するところではないので、用もない限りは滅多に行かないですね。
今日はせっかくなので、ぐるっとセントロを散歩して帰りました。
途中で見かけた大道芸人と写真を1枚。
お金をいれると太鼓を叩いておじぎをしてくれるという、ものすごくシンプルな芸でしたが、「表情のない目」がなぜか私のツボでした。
メキシコでは、大きな公園や人が集まる場所に行くと、必ず大道芸人やピエロを見かけます。
特にピエロは人気で、私にはよく分からないのですが、ジョークを飛ばしてはお客さんを笑わせています。
いつも大きな人だかりができていて、笑い声に包まれていますよ。
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by mangorico3 | 2007-08-05 14:25 | メキシコシティ
今日は仕事が少し早く終わり、なんだか寄り道したい気分だったので、いつものスーパーではなくオーガニック食品の店に寄ってみました。
クリアカンでは、「オーガニック?何それ?」という人が多数派でほとんど知られていませんが、メキシコシティはさすが都会だけあって、健康に対する関心も高いようです。
私が行ったのは「Green Corner」というお店で、メキシコシティに3店舗ほどあり、カフェを併設していてとってもオシャレ。
店内では、野菜や果物のほか、コーヒー、紅茶、シリアル、穀物、乳製品、卵、パンケーキ、木で作ったおもちゃ、庭いじり用のグッズ、アロマテラピーの道具、化粧品、本、洗剤などなど、たくさんの種類のものが売られています。
TOFU(豆腐)も売られていました。
豆腐はスペイン語に訳すと「大豆のチーズ」と呼ばれていて、日本人にとっては「チーズ?」と疑問に思うところですが、ここで売られているTOFUを食べて見ると、確かにチーズに近い出来です。
日本の豆腐のようなやわらかさがなく、ぎゅっと固めてあって、中にはハーブ入りなんてのもあります。
それはそれでおいしいのですが、まったく別物なので『豆腐』という名前をつけるのはいかがなものかと・・。
その他、『TOFUマヨネーズ』なんてものもありました。
すごい、豆腐がどんどん一人歩きしている!

ここ「Green Corner」だけでなく、スーパーマーケットでも『オーガニック』という名前の入った食品をよく見かけます。
しかし、よく考えると『オーガニック』って何だろう。
広辞苑によると、『有機農業による生産物であること』とあります。
また、『有機農業』とは、『化学肥料や農薬の使用をひかえ、有機肥料を利用して、安全で味のよい食料の生産をめざす農業』のことだそうです。
ここで目にする食品には確かに『オーガニック』と書いていますが、どのように作っているのか、なぜ安全だと言えるのか、ということについては何も書かれていません。
正直なところ、他の『オーガニックではない食品』と何かが違うのか、疑問に思う点です。
最近の日本のニュースを聞くと食品への信頼が揺らいできているようですが、それでもメキシコよりは品質管理はしっかりしているし、食の安全性への関心は高いです。
やっぱり消費者が要求していかないと、売る側は変わらないと思うのですが、メキシコではまだまだ、食べるのが精一杯の人も多いので、なかなか難しいですね。
そういう私も、頭では「安全で健康な食品を食べたほうが良い」とはわかっているけど、いつもは値段の安いスーパーで買い物をするし、普段食べてるものに対してあまり注意を払っていません。
オーガニック食品の店だって、たまに「なんとなく、ちょっと良いものを買ってみようかな」と思って行く程度だし・・。
頭で思うことを実行する、しかもそれを続けるのって、強い意志がいるなあ。

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↑Green Cornerのカフェで食べる、チーズケーキとコーヒー、ごしに見えるメキシコシティの夕暮れ。
今は雨期なので寒く、どんよりとした空が残念です。
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by mangorico3 | 2007-07-25 14:10 | メキシコシティ

バスの旅

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『都市バス』 THE BOOM
ほろ苦い日はバスに乗り となり町まで走ります
小銭集めて宇宙への お手軽な旅
ミステリーは続く

出来心でついたウソを 信じた奴が連れてきた
黒いマントの殺し屋が 追いかけてくる
ボクをさらいに来る

運転手さん飛ばしましょ
ちっちゃなバス停なんか とばしましょ
後部座席でうたたねて
鳥や猫や犬や牛でも 
気の合うやつは 連れて行くよ

都市バスの中 空っぽあたま
遠くへ逃げる勇気 ないなら
都市バスの中 世田谷の中
雲隠れの日々を 楽しもうよ

人恋しい日はバスに乗り 古本屋の前で下車
他人の心のぞきたくて 涙でしわになったページ探す

ハイカラおばさんどきなさい そこはいつものボクの席
メガネはずしてうたたねて
平和や愛や夢や希望も
ウソでなければ 連れて行くよ

都市バスの中 空っぽおなか
遠くへ逃げる勇気ないなら
都市バスの中 世田谷の中
雲隠れの日々を楽しもうよ

ラリラ ラリラ ラリラ ラリ ラリラリラ
もっと遠くへ

これは、『島歌』が有名なTHE BOOMの『都市バス』という曲です。
なんかこう、ちょっと日常を逸脱したいような、ちょっとだけ遠くへ行きたい気分の時にいつも思い出します。
そう、今日はそんな、ちょっとだけ知らないところへ行きたい気分だったので、仕事の帰りに、いつも乗っているバスをいつもの場所で降りずに、終点まで行ってみました。
今メキシコはサマータイムで、今の6時がそれまでの5時にあたるので、夜の8時過ぎまでけっこう明るいのです。
だから、「こんなに明るいのに仕事が終わってまっすぐ家に帰るのもつまらないなあ」という気分になるのです。
ビバ寄り道!
会社の近くのバス乗り場(最初の写真)がバスの始発で、そこから終着点まで約1時間20分。
最初は楽しかったのですが、だんだん暗くなってくるし、何といっても行ったことのない場所。
ここはどこ?私はだれ?状態で、内心ビクビクでした。
それでも、無事終点ですぐ折り返しのバスを拾って、無事帰ってくることができました。
軽く3時間くらいはバスに乗ってたな・・。

乗り物にのって、目の前を流れていく景色を見ていると、意識が深いところに沈んでいくのがわかります。
目にはいってくるものが、自分の記憶や考えと結びついて、次々とつながっていきます。
何か考えているんだけど、考えていないというか。
私はここにいるんだけど、ここにいなくて、ちょっと遠いところから周りをながめている。
ふと、見慣れない景色や見慣れない顔に、「ああ、私はメキシコにいるんだ」と思いました。
日本人って、どんな顔をしていたっけ。
日本人の集団って、どんなだったっけ。

信号待ちの隙をついて、モノを売る人達。
ケイタイのプリペイドカード、お菓子、タバコ、花束、ぬいぐるみ、ガム、木工製品etc
中には、ピエロの格好をしてお手玉をする人、火をふいて見せる人、たいまつを振り回す人なんかもいます。
それらを買ったり、お金をあげたりする人はほとんどいません。
いったい1日いくら稼いでいるんだろう。

いつもの帰り道でみかけるお菓子を売っているおじさんで、信号待ちの車の運転席をのぞいては笑顔で商売してる人がいます。
ほとんど買ってくれる人なんていないのに、断られても笑顔で、楽しそうにさえ見えます。
こちらが『いい人』であった時、相手が『嫌な人』で返してきた時はすごく傷つきます。
だから初めからこちらも、『嫌な人』や『何も感じない人』で対応しようとするのが、防衛本能ではないでしょうか。
あのおじさんは商売と割り切っているのかもしれませんが、それにしては割りに合わないし、だいたいそういう商売をしている人は無愛想なものです。
どうしてあんなに笑顔なんだろう。
おじさんは小さなことで自分の人生に幸せを感じているのか、商売と割り切って笑顔を振りまいているのか、つらいことを隠して笑顔を作っているのか。
それは私にはわかりませんが、とても気になります。

メキシコの気まぐれなバスの旅は危険も伴うのであんまりオススメできませんが(無事に帰れてよかった^^;)、ちょっとした現実逃避は楽しいですよ。
そんな気分の時ってないですか?
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by mangorico3 | 2007-04-19 12:55 | メキシコシティ

今日の空

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今日の午後8時の空。
小さく写っているのは飛行機。
あっという間に雲の間にすいこまれていきました。

私の住むマンションの屋上にて。
誰も来ないので、なんとなく歌とかうたってみた。
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by mangorico3 | 2007-04-18 13:39 | メキシコシティ

ハカランダが散ると・・

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ハカランダの木です。
ハカランダも桜のように、花が散ってから葉を出すようです。
青々とした葉を茂らせたハカランダは、初夏のイメージ。
こうして季節が移っていくんだなあ。

ハカランダの花は、こんなかたちでした。
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by mangorico3 | 2007-04-09 12:53 | メキシコシティ