メキシコシティで暮らすmangoの超・私的通信


by mangorico3
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タマーレスの日

「東方三博士の日」に、ロスカというリング状になっているパンを職場で食べました。
そこには、モニートと呼ばれる小さな人形が入っていて、運良く(?)その部分のパンを食べてしまった人は、2月2日のcandelaria(カンデラリア)の日に、タマーレスをみんなに振舞うという習慣があります。
さてさて、今日2月2日、本当にタマーレスが振舞われましたよ。
モニートを引き当ててしまったのは4人。
みんなで割り勘して、25人分ほどのタマーレスを買ってきてくれました。
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さてさて、タマーレスとは何か。
~タマーレスの作り方~
①トウモロコシの粒をとる (ナイフでそぎ落とすなど)
②そのトウモロコシの粒をつぶして、水を加え、生地を作る
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③トウモロコシの葉で生地を包む
④蒸す
と、書くと簡単ですが、手間と時間のかかる料理です。
これは、クリアカンでのホームステイ先のセニョーラが作っているのを参考にしました。
②の行程は機械で行わないと大変なので、その行程はお店に持っていってやってもらっていました。
その家では、具をいれないシンプルなタマーレスを作っていましたが、様々な具が入ったタマーレスもあります。
例えば、今日私が食べたのは鶏肉とモレソースが入ったタマーレス。
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モレとは、様々な香辛料とチョコレートで作った独特なソースです。
他にも今日は、サルサベルデ(緑色のトマトと青唐辛子で作ったソース)が入ったもの、チーズとラハス(ピーマンに似た野菜)が入ったもの、甘いお菓子のようなタマーレスがありました。
タマーレスは地域によってそれぞれの作り方や味があり、さらにメキシコだけでなく中米各地で作られていているそうです。
そのバリエーションは500種類にも及ぶとか。

前回、メキシコの軽食としてタコスとトルタを紹介しましたが、タマーレスも忘れてはならない庶民の味です。
朝の通勤時間、街角にはタコスやトルタの屋台と並んで、タマーレスを売る人々を見かけます。
タコスやトルタは注文するとその場で作ってくれますが、タマーレスは作るのに時間がかかるため、前日に作ったものを大鍋にいれて持ってきて売るスタイルです。
その日の分が売り切れればお店はおしまい。
だから、屋台よりももっともっと簡易な形のお店です。
例えば、コンロひとつと大鍋ひとつだけのお店なんかがたくさんあります。
なんとなく、タコスやトルタよりも「家庭料理、お母さんの味」という気がするのです。
レストランにはおいてない料理、タマーレス。
メキシコに来て、偶然タマーレスを売るお店を見かけたら、ぜひお試し下さい。
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by mangorico3 | 2007-02-02 10:56 | メキシコ雑学