メキシコシティで暮らすmangoの超・私的通信


by mangorico3
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rosca

1月6日は『東方の三博士』の日です。
キリストの誕生を知った三博士(tres reyes magos)が、キリストのもとにかけつけた日が今日だそうです。
この日、rosca(ロスカ)というリング状のパンケーキを食べるのがならわしです。
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これは前日の1月5日に、お客さんのひとりが会社に届けて下さったもの。
あちこち切り取られてしまって分かりづらいですが、輪っかの形になっていました。
パンケーキの上には、赤・黄・緑のシロップに漬けられたフルーツがのせられています。
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昨年のこの時期に、とあるショッピングモールに買い物に行くと、こんな大きなロスカがありました。
切り分けて、お客さんに配っているのを見ました。
町中のパン屋さんやレストランでは、ロスカが山のように積まれて売られているのを見かけます。
また、ロスカの箱を手に持って家路を急ぐ人々の姿も。
家族みんなで、切り分けて食べるんだろうなあと思います。

ロスカの楽しさは、『当たり付』だというところです。
パンの中にはひとつ(大きなパンだと2~3個)、小さなプラスチック製の人形が入っています。
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おむつをした(?)人形は、生まれたばかりのイエスを摸しているのだと思います。
まじまじと見ると、かわいくない・・ですよね。
monito(モニート、お人形の意)と呼ばれるその人形を見事引き当てた人は、2月2日のcandelaria(カンデラリア)の日に、みんなにtamales(タマーレス)を振舞わなければなりません。
タマーレスとは、とうもろこしの粉を練って、中に具をつめて、それをとうもろこしの皮にくるんで蒸した料理です。
もちろん誰も『ごちそうする側』にはなりたくないので、当たりたくないなあ!とドキドキしながら食べるのです。
実際、本当にごちそうしなくても問題はないようですが、会社の人に聞くと、去年は当たりをひいた人はちゃんとタマーレスを買ってきてみんなに振舞ったそうです。
見事はずれをひいた私は、こうなるとどっちが当たりかはずれか分からないですが、単純に来月のタマーレスを楽しみにしています。

カトリックではない私にとってこの日は、単純にロスカを食べるだけの日なのですが、ちょうどエドと電話をしている時に受話器の向こうでエドのおばあさんが、「三博士の日おめでとう」と言っているのが聞こえて、敬虔なカトリックである彼女にとっては意味のある、大切な日なんだなあと思いました。
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by mangorico3 | 2007-01-06 08:46 | メキシコ雑学